臨床工学科
概要
医療機器中央管理室を中心に、医療機器の管理、保守点検を担い、また医師・看護師等への医療機器の操作説明及び情報を提供し、医療の質の向上や医療安全に貢献できるよう日々努めています。また、血液浄化業務・内視鏡業務では、チーム医療の一員として役割を果たせるよう心がけています。
詳細
保守管理業務
当院にて保有している人工呼吸器や血液浄化装置、除細動器、患者監視装置(モニタ)、インフュージョンポンプ(シリンジ・輸液・経腸栄養ポンプ)等、多岐にわたるME機器を常に最良の状態で患者さんに使用できるよう、保守・点検、修理、操作を行っています。
血液浄化業務
血液透析では、機器操作や保守管理、透析液清浄化に取り組んでいます。また、on-Line HDFにも対応可能であり、患者さんの状態に応じて医師・看護師と連携し、治療に当たっています。
透析装置【14台】
- 多用途透析用監視装置(DCS-1OONX・DCS-200Si)
- 個人用多用途透析用監視装置(DBB-1OONX)
内視鏡業務
内視鏡での臨床工学技士の業務は検査に使用するファイバースコープの取り外しや取り付け・処置具等の補充点検などの管理、また検査が出来るように準備をし、スコープの洗浄及び消毒を行います。専門的な治療を行う場合は、臨床工学技士がそれぞれの治療の介助に入り、 高周波装置や処置具の操作等を行います。
教育活動
看護部を対象に医療機器の安全使用を目的とした勉強会を実施しています。
スタッフ
スタッフ総数(臨床工学技士) 4名
- 透析技術認定士:3名
- 3学会合同呼吸療法認定士:1名
- 日本消化器内視鏡技師:1名