ダニアレルギー性鼻炎の舌下免疫療法について

通年性アレルギー性鼻炎の原因は家の中のダニやホコリであり、年中くしゃみや鼻水、鼻詰まりに苦しみ、 生活の質 (Quality of life: QOL) が著しく低下します。 2015年12月からダニアレルギー性鼻炎に対して舌下免疫療法治療薬が発売されました。治療薬を3~5年継続して服用することでアレルギー性鼻炎症状が改善できることが期待できます。従来の薬物療法はある程度有効ですが、中止すると症状が再燃します。 しかし、舌下免疫療法を3~5年行うことで中止した後も同じ効果が得られることが期待できます。 さらに気管支喘息を予防できる可能性もあります。

治療開始前に適応があるかどうかを決める問診、検査が必要です。

アレルギー性鼻炎でお悩みの方は、ぜひ一度耳鼻咽喉科を受診してください。