放射線科

概要

当院の放射線科は、診療放射線技師9名(パート職員1名)が所属しており、外来または病棟検査・健診センターでの業務を随時行っております。検査内容としては、一般撮影・CT・X線TV・マンモグラフィ・MRI検査等をおこなっています。現場においては、患者さんに安心して検査を受けていただけるように、コミュニケーションを取りながら検査をするように日々努めています。

主な検査装置

一般撮影装置(3台の内1台は健診センター)

一般的にレントゲンといわれる検査で、主にX線の透過性を利用し、骨折や肺疾患、結石等の病変を見つけるための検査です。健診センターでは、肺がん検診の一つである胸部X線検査をおこなっています。

当院では2019年2月より、検診センターで使用している一般撮影装置に、FPDを導入いたしました。
 FPDとはフラットパネルディテクタ(Flat Panel Detector)の略で、人体を透過したX線を電気信号に変換し、デジタル画像を得るための装置です。従来用いてきた装置との違いとして、より高精細な画像を得ることができ、X線の感度が高いため、少ない線量で撮影でき、被ばくの低減が可能です。
 また、これまで撮影から画像が表示されるまでに1分程度かかっていたものが数秒で表示されるようになるため、患者さんの検査中の待ち時間が大幅に短縮されます。

CT装置(80列マルチスライスCT)

この装置は、瞬時に細かく160断面(スライス)が同時に撮影できる高水準のマルチスライスCT技術を搭載しております。広範囲の撮影が行え、頭部外傷、脳出血・脳梗塞の頭部疾患から腹部疾患および腹部臓器(肝・胆・膵・腎・膀胱・その他)疾患にいたるまで、全身の診断が可能です。撮影時間も大幅に短縮され、患者さんにやさしい検査となっております。

X線TV装置(2台の内1台は健診センター)

当院では、健診業務の一つである上部消化管検査を毎日おこなっています。硫酸バリウムという経口造影剤を使用し、体位変換させながら胃液を洗い流し、バリウムを均一に付着させ、常時観察しながら撮影しています。ポリープや潰瘍、がんなどの病変をみつけることができます。他にも整形外科では脊髄検査、消化器内科では内視鏡的逆行性膵管胆管造影(ERCP)、外科では経皮経肝胆管ドレナージ(PTCD)等もおこなっています。

マンモグラフィ装置

軟部組織である乳房をX線撮影することによって、乳腺内にある石灰化や腫瘤などの微細な病変をみつけることが可能です。また石灰化の形状や腫瘤の辺縁を確認する為に、通常よりも小さい圧迫板を使用して撮影する拡大スポット撮影もおこなっています。当院では、検診マンモグラフィ撮影認定技師2名を中心に取り組んでいます。

MRI装置(1.5T)

磁石と電磁波を利用して水と脂肪の信号を抽出し、内蔵・関節・血管内にある病変を撮像します。水と脂肪の信号を得て撮像することにより病変が何でできているかを識別するのに優れています。MRIはCTと異なり、造影剤を使用しなくても血管を容易に描出することができ、X線を利用していないため、被爆せずに検査をおこなえます。

MRIで沢山の疾患を診断することが可能ですが、主に脳梗塞・椎間板ヘルニア・子宮筋腫等が挙げられます。
検査前には必ず問診票をとり、検査可能か金属探知機で確認をとっています。

MRI検査を受ける時の注意事項

  • 室内に強い磁場が発生している為、心臓ペースメーカー等の埋め込み式精密機器を使用されている方は検査ができません。
  • 体内に金属を挿入されている方でも、近年MRIに対応した材質が使用されていますので、材質によっては検査を行うことも可能です。
  • カードなどの磁気類、 金属類は一切持ちこむことができません。
  • 永久的なアイライン、刺青をされている方は発熱を引き起こす可能性があります。
  • 他の検査に比べると、 検査時間が長く平均30分程かかります。

各分野の検査件数

H30年度(4月から3月まで)の検査件数

  外来 入院 健診センター 合計
一般撮影 15461 3836 11623 30920
CT 4596 582 1194 6372
MRI 1689 171 1112 2972
X-TV 89 129 4532 4750
マンモグラフィ 226 1 2355 2582

検査内容について詳しく知りたい方は気軽に放射線科までお問い合わせ下さい。

※尚、病状等について回答することはできませんので、ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

非常勤医師数

3名