新生児聴力検査について

新生児の聴力検査を実施しています

生まれたばかりの赤ちゃんに、聴力検査が必要なのはなぜ?

言語の発達には聴力が必要です。

言語を修得し知識を発達させるためには、聴力がとても重要です。音の刺激を繰り返し受けることによって、脳が学習・発達し、言葉の意味を理解できるようになります。

聴覚障害を早期に発見できます。

聴力検査を行わない場合、赤ちゃん自身が症状を訴えることがないので、2~3才頃になって「言葉が遅い」ことから、初めて難聴に気づくことが少なくありません。
生後3ヶ月までに聴力障害を発見する必要性が報告され、県や厚生労働省より新生時期~乳児期早期の聴力検査が勧められています。
当院では平成28年1月12日より、赤ちゃんに実施可能となりました。

早期に治療・訓練が開始できます。

聴覚に障害がある場合でも、発見が早いほど、適切な時期に適切な治療や訓練を開始する事が可能となります。
適切な治療や訓練によって脳の発達や言葉の発達を促し、健聴な赤ちゃんと同じように成長発達することができます。
このスクリーニング検査は自己負担となります。

検査料は、
公費:5,540円 自費:5,540円(税込)となります。
お母さまの入院費のお支払の時に精算させて頂きます。

検査にあたってのご注意

この検査は聴覚障害の可能性を見つけるためのスクリーニング検査です。
「パス」と「要再検」の2通りの判定結果となります。

検査の結果について

「パス」の場合

先天性難聴は否定されたと考えられます。しかし、生後に起こる中耳炎や風疹、ムンプスなどの感染による難聴の頻度は低いのですが、後天性・進行性難聴は新生児期には発見できません。もし、音に対する反応が鈍いと感じた時には3ヶ月までに再検査を勧めます。

「要再検」の場合

初回検査で「再検査」となっても日を空けて再検査した場合「パス」となる事がよくあります。退院までに検査の都合が付けば入院中に再検査を行います。もし、再検査で「要再検」となった場合には、先天性の難聴の可能性が高くなりますが確定診断にはなりません。2回目の「再検査」は精密検査が必要であるということで、ただちに聴覚障害を意味するものではありません。1ヶ月健診時に再度検査を行い、必要があれば1~3ヶ月の間に高知大学医学部附属病院耳鼻咽喉科又は小児聴覚障害専門機関である療育福祉センターへ紹介します。